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教育理念

一、愛されるにふさわしい存在
 神は、人をとても深く愛されており、神にとって人は愛さずにはいられない存在です。そんな愛されるべき子どもたち自身が、神や周りの人から愛されている存在であることをわかり、自信をもって過ごすことができるよう保育の中で伝えています。また、自分が愛されていると感じることで、周りの人も愛される存在だということに気づき、互いに愛し愛されることで心豊かに育ちます。集団生活の中で友だちや保育者に親しみをもって関わり、人間関係を築く力が育つよう保育をしています。
一、個々の力(賜物)の開発
 子どもたちは豊かな個性や感性、いろいろな力を持っています。それは、神に一人一人平等にいただけた力です。そんな個々の力をのびのびと発揮し、さらに伸ばしていくことができるよう、年間を通して様々な活動を行っています。自然にふれたり、友だちと一緒に力を合わせたりし、「やってみたい」「知りたい」という気持ちを引き出します。知的好奇心は子どもたちの意欲の原動力です。そんな子どもたちの意欲を大切に、少し難しいことにも我慢し、挑戦する精神力を育てています。
一、憐みの心を育てる(他者の痛みが共感できる)
 聖書の中でも「憐み」とは、「他者の痛み、苦しみに深く共感すること」と言い、子どもたちにも、「人にしてもらいたいと望むことを、人にもしてあげなさい」というキリストの言葉をいつも心の中に持ち、他者を理解し受け入れ、互いに大切にしあう人間関係の大切さや、思いやりの心をもって接することができる人に育ってほしいと願い、一人一人の心の発達をふまえながら、成長をあたたかく見守っています。
一、人類共同体の大切な一員
 人類共同体は一つの体のようであり、人はその体の部分だと考えると、一人一人の働きや役割は違っても、それぞれ必要で大切な存在なのだとわかります。子どもたちも、友だちとの関わりや協力してやり遂げる経験を通して、力を合わせることの大切さを学んでいきます。そして、互いに相手を尊重しながら活動していくことを通して、人々と自分の幸福につながることを知っていきます。世界の幸福と平和を願うことができるような豊かで思いやりのある心を育てていきたいと願っています。
一、真理の追究
 集団生活において、友だちとトラブルになってしまったり、うまくいかなかったりすることもありますが、子どもたちにとっては良い学びの場です。イエス様がなさったことや教えられたことを知り、どのようにしたら真理であるイエス様に喜んでいただけるかを一緒に考える時間を大切にしています。そのために職員も研修を行い、日々子どもたちの良い学びの材料となるものを勉強しております。また、子どもたちからもたくさん学ぶことがあり、共に成長できることを願いながら保育をしています。
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